前立腺肥大の治療その前に

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リコピン

リコピンの症状抑制効果

リコピンはトマトやニンジンなど赤い色の果物や野菜に含まれる有機化合物。因みに赤い果物でもイチゴやさくらんぼには含まれていない。

優れた抗酸化作用を持つリコピンは前立腺に多く存在している。元々はトマトやトマトを使用した製品の摂取量が多い男性、イタリアやギリシャなどトマトを料理に使用することが多い国では前立腺ガンが少ないという疫学の研究から、リコピンに前立腺の疾病予防効果があるのではないかと期待され、研究の結果、前立腺肥大にも進行を抑える効果があることが報告された。40歳以上の男性はリコピンを継続的に摂取することで、病気のリスクが35%も抑制されるという研究報告もある。

ドイツ・ホーエンハイム大学の研究によると、リコピンを6ヶ月間摂取した年配の男性の進行を直腸診と超音波によって診断したところ、前立腺の肥大が抑えられ、排尿障害も緩和されたことから、研究チームはリコピンの効果があると結論づけている。

トマトでリコピンを摂取するには

リコピンはサプリメントで摂取することもできるが、豊富に含んでいるトマトを食事に取り入れると手軽に摂取できる。生よりも加工品の方が吸収されやすい。またリコピンは熱に強く、加熱調理しても壊れないうえに油と一緒に摂るとさらに吸収がよくなるため、生で食べるより加工品を加熱調理するとよい。

上記のドイツでの研究で摂取したリコピンの量は、生のトマトでは3つ、トマトソースでは1/2カップに相当する。これをトマト以外で摂取しようとする場合には、300g弱のスイカかピンクグレープフルーツでは6個半もの量を食べる必要がある。

 
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